さらっと「クフ王」 ~確たる遺跡を残した謎多き古代のファラオ~

初訪問の方は、はじめまして。

他の記事から見てくださっている方は、こんにちは。

さらっと納得を目指す本サイト「さらとく」。

懸念していた三日坊主を越えて、3に倍する第6回目の投稿となります。

そろそろ筆者的にも、デイリー執筆に慣れてきた頃合い・・・だといいなー

というわけで、そんな希望のような願望のような何かを実現すべく

今回もさらっとご紹介していきたいと思います。

前回はフランスよりジャンヌ・ダルクについて書かせていただきましたので、

第6回となる今回は、地理的にちょっと移動して、砂漠の国エジプトより

古代エジプト屈指の有名なファラオ「クフ王」を紹介させていただきます。

エジプト旅行や世界遺産について調べたことのある方でしたら、

おそらく一度は耳にしたことのある名前ではないでしょうか。

現代に残るエジプトの建造物「ピラミッド」、

その中でも、特に有名なひとつに深く関係する人物です。

エジプト編の初回記事としては申し分ないんじゃないかなーという理由で今回ピックアップです。

ちなみに、前回から今回にかけてフランス→エジプトとなっていることで

地図的には南下した形ですが、特に法則性とかはありません

大体の場合、テーマの選定はその都度の思いつきなので。


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名前(通称)は?

本名は、クヌム・クフ

クヌム」というのは、古代エジプトの創造神「クヌム神」に由来していて、

上記の名前は『自分はクヌム神に守護されている』といった意味を持つそうです。

(参考画像)クヌム神

通称・・・と言うより、他の呼び名としては

  • 日本でよく聞く「クフ
  • クフ王自身のホルス名である「メジェドゥ

などがあるそうです。

さらっと豆知識

古代エジプトのファラオは、
誕生名即位名黄金のホルス名ネブティ名ホルス名
という5つの名前を持っていたそうです。

上にもあるホルス名というのは、
ファラオがホルス神の化身である」と示すための名前みたいです。

ちなみに、エジプトの神話には

メジェド神(Medjed)」という神格が登場しますが

先の「メジェドゥ(Mejedw)」とは英語の表記が違うみたいなので

同じ意味を持つのかどうかは、ちょっと不明です。

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出典は?

古代エジプトに王(ファラオ)として名前を残す人物で、

紀元前26世紀頃が治世となると言われています。

ちなみに、この「紀元前26世紀頃」というのは、日本で言えば縄文時代

海外で言えば、

古代メソポタミアの伝説的な王「ギルガメシュ」から約100年後

ノアの箱舟で有名な大洪水の約500年前になります。

要するに、とんでもなく古い時代ということですね

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どんな人?

概要

古代エジプトを支配した王(ファラオ)の一人で、

今日に残る「ギザの三大ピラミッド」の内、最も巨大なピラミッド

通称「クフ王のピラミッド」を建造させた人物とされています。

さらとく豆知識

ギザの三大ピラミッド」は、
 ・クフ王のピラミッド
 ・カフラー王のピラミッド
 ・メンカウラー王のピラミッド
という構成になっています。

逸話①:古代エジプトのファラオ

クフ王に限った話ではありませんが、古代エジプトにおいて

王であるファラオは神と同一であると考えられていたそうです。

ざっくりいえば

「神が地上で行動するための化身=ファラオ=偉い」

というイメージです。

ここで言う「神」は時代によって変わるみたいですが、

クフ王の時代は「ホルス神」の化身であると考えられており

上記の「ホルス名」などは、このあたりから来ているみたいです。

(参考画像)ホルス神

逸話②:クフ王のピラミッド

エジプトのギザと言う都市に建てられた巨大なピラミッドのことです。

世界の七不思議に選ばれた建造物の内でも、唯一現存しており

クフ王のピラミッド」の他、「ギザの大ピラミッド」とも呼ばれます。

クフ王の時代はピラミッドの建造技術が頂点に達した頃らしく、

他のピラミッドと比較しても大型であるこれを建造させたことが

今日でクフ王の名前が有名である要因のひとつにもなっているみたいですね。

逸話③:人物像

頂点に達した建造技術でもって、大ピラミッドを造ったことで有名なクフ王ですが

実は、本人についてはあまり多くのことは分かっていないそうです。

クフ王自身の像はもちろん、クフ王の名前の入った像すら数が少なく

人柄や伝承についても、

クフ王より1000年単位で後の人物の資料くらいしか残っていないとか。

時代を考えれば仕方のないことではありますが、

推し遺跡を建造した人物のひとりだけに、

いつか詳しい情報が見つかってほしいとは思ってしまいますね。


以上、今回はクフ王について紹介させていただきました。

当人の情報の少なさから、それほど長くならないかと思っていたのですが

やはり古代エジプトは濃かったみたいです。

筆者的には、例によって書いてて楽しかったのでご満悦でした。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

また他の記事でお会いいたしましょう。

史実
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