さらっと「ジャンヌ・ダルク」 ~若くしてフランスの動乱期を駆けたオルレアンの乙女~

初訪問の方は、はじめまして。

他の記事から見てくださっている方は、こんにちは。

さらっと納得を目指す本サイト「さらとく」。

何だかんだと投稿は継続できており、

今回をもって第5回目の記事となります。順調で何より

メタい・・・というか時事ネタなのですが、

今回の第5回は、日付にして12月25日

ご存じ「クリスマス」その日です。

というわけで、今回はそんな世間のイベントにあやかりまして

フランスの守護聖人にして、百年戦争で活躍した女傑

オルレアンの乙女こと「ジャンヌ・ダルク」について紹介させていただきます。

ちなみに、↑では
「クリスマスにあやかってジャンヌ・ダルク」
みたいに書いていますが

当然ながら、この二者の間に関連性とかほぼ無いです。

クリスマス→それっぽい宗教→ジャンヌ・ダルク

という経緯で思いついた結果です。

連想ゲームもかくやと言わんばかりの流れですが・・・

書いてて楽しいので、良しとしましょう。


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名前(通称)は?

本名はジャンヌ

通称として、「オルレアンの乙女」と呼ばれます。

ちなみに、フルネームっぽい「ジャンヌ・ダルク」ですが

ダルク姓は後につけられたとも言われているとか。

元々が一般的な庶民(父親は農民)であるため、

当時は姓が無かったという説もあるみたいです。

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出典は?

15世紀ごろのフランスで活躍した史実の人物です。

年代の関係で、出身地とかもある程度記録が残っている人でもあります。

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どんな人?

概要

14世紀から15世紀にかけて行われた戦い

通称「百年戦争」で活躍した女性軍人です。

当時としては型破りな戦術をもって、

劣勢の状況にあったフランスを盛り返す活躍を果たしました。

逸話①:「軍人」としてのジャンヌ・ダルク

ジャンヌ・ダルクのあだ名として特に有名なのが

先の項目でも挙げました「オルレアンの乙女」です。

さらっと豆知識

オルレアンというのはフランスの都市の名前です。
復元されたものではありますが、ジャンヌ・ダルクが一時期滞在した家があるのだとか。

当時のフランスにとってオルレアンは

「ここで負けたら詰む」

ってくらい重要な都市だったのですが、

既にガッツリ包囲されててすごいピンチな状況でもあったそうです。

そんなオルレアンを包囲から解放したのが、

援軍を率いて参戦したジャンヌ・ダルクでした。ちなみにこれが初陣。

では、当時のセオリーと、ジャンヌさんの戦い方を比較してみましょう。

当時の戦い方

①軍同士でにらみ合い
②お互いに主義主張を言い合う
③弓矢で攻撃
④突撃
⑤(相手が逃げたら)程よく追撃

ジャンヌ・ダルクの戦い方

突撃
②矢が飛んで来たら大砲で反撃
③(相手が逃げたら)徹底的に追い討ち

はい、実に分かりやすいですね。良くも悪くも。

このオルレアンでの勝利はフランス的にも大きな意味があり、

ジャンヌ・ダルクが英雄と目される代表的な活躍とされています。

逸話②:「聖人」としてのジャンヌ・ダルク

ジャンヌ・ダルクは元々農民の家に生まれた人物でしたが、

ある時「天の声」を聞いたことで、フランスを救うべく軍人となったと言われています。

実際どうだったのかは不明ですが、

ジャンヌ・ダルクが純粋な信仰心を持った人物であったのは事実らしく、

少なくとも彼女自身は、その信仰心に従って数々の奇跡を成し遂げました。

さらっとその後

当時は色々とネガティブ・キャンペーンを受けていたジャンヌ・ダルクですが、
後に再評価の機運が高まり、今日では聖人として名を連ねるようになっています。
良かった良かった。

逸話③:「個人」としてのジャンヌ・ダルク

上記の通り、軍人としても聖人としても優れた性質を示すジャンヌ・ダルクですが

全く欠点が無かったかと言うと、実はそうでもなかったみたいです。

と言いますか、ジャンヌ・ダルクの場合、

長所と短所がきれいな裏表になってるんですよね。

・戦いにおいて型破りで電撃的な作戦を立てる
・純粋な信仰心の持ち主

・当時の戦い方のセオリーをガン無視
  →勝つために手段は選ばないし、隙あらば討つスタイル。
・純粋すぎて生真面目
  →目的を見定めたら脇目も振らずに突進。

要するに、熱意と行動力が物凄い人だったということなのでしょう。

ちなみに、そういう真面目モードが発動していない時は

敵味方問わず配慮できるような非常に優しい性格だった

と伝わっているそうです。


以上、今回はジャンヌ・ダルクについて紹介させていただきました。

直接の接点は無いものの、フランスには他にも近い時代の有名人が多いので、

そういった人物についてもどこかで記事にしていきたいと思います。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

また他の記事でお会いいたしましょう。

史実
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