初訪問の方は、はじめまして。
他の記事から見てくださっている方は、こんにちは。
さらっと納得を目指す本サイト「さらとく」。
今回は第3回目の記事となります。
三日坊主のラインには届きました。良かった。
と言うわけで、第3回となる今回は
グレートブリテン島の伝説的な君主「アーサー王」について書かせていただきます。
有名ですよねー、アーサー王。
詳細は分からずとも
「名前は聞いたことある!」
「エクスカリバーの人!」
といった感じでご存じの方は結構多いのではないかと思います。
つまりは、それくらいに知名度のある人物です。
自身も周囲も話のタネに事欠かないエピソード盛り盛りな人ですが、
であるからこそ、さらっとした紹介を心がけていきます。
ちなみに、筆者はアーサー王について「名前しか知らなかった」クチです。
後に設定を知って、ようやく「エクスカリバーの人だったのね」となります。
はい。要するに、上記の例は大体筆者の実録です。
名前(通称)は?
本名はアーサー。
通称としては、タイトルにもある「アーサー王」が一般的ですね。
フルネームのようにして「アーサー・ペンドラゴン」と呼ばれることもありますが、
「ペンドラゴン」というのは父親であるユーサーが名乗り始めた称号らしく、
どちらかと言えば、これも通称みたいなものでしょうか。
出典は?
「アーサー王物語」などの書物に登場する人物で、
6世紀初頭、日本で言えば古墳時代のあたりに活躍したとされています。
どんな人?
概要
「アーサー王物語」などに語られる伝説的な王です。
聖剣エクスカリバーを携え、
円卓の騎士を率いて多くの戦いに勝利した名君とされています。
創作の人物とも、実在の人物とも言われているみたいですね。
逸話①:聖剣エクスカリバー
アーサー王を象徴する至宝にして、
ファンタジー系作品でよく目にする武器である「エクスカリバー」。
その元ネタがこれです。
名前から想像されるイメージの通り、剣です。
造形についての描写はあまり無いのですが、
- アーサー王の「王」としての資格を証明する場面に登場する(別の剣とする出典もあります)
- 不思議な力を持った鞘とワンセットで語られる
- アーサー王最期のシーンに登場する
等々、武器ながらに出番は程ほどにあるそうで。
この剣が語られるシーンはアーサー王にとっての重要イベントであることが多く、
やはり、それだけアーサー王にとって特別な意味を持つと考えられているのだと思います。
逸話②:円卓の騎士
アーサー王に仕えたという騎士の総称です。
メンバーが「皆が対等で、上下は無い」という理念のもと、
上座も下座も無い円卓(円形のテーブル)を囲んだことがその由来とされています。
アーサー王自身も含めて12名ないし13名というのが一般的ですが、
出典によってはもっと多くのメンバーがいるとされる場合もあるそうです。
逸話③:創作なの? 実在するの?
当然出てきますよね、この疑問。
結論から言いますと、確たる答えは出ていないです。
昔から実在を信じられている人物ではありますが、
- アーサー王についてまとめたという書物は創作物が大半
- アーサー王にまつわる要素のほとんどが後世のアレンジ
- 史料としてアーサー王の記録が乏しい ←これが致命的
という事情から
昔アーサーという人物はいたのかもしれないけれど、
今日で言うアーサー王が歴史的に実在したとは(現時点では)言えないかな。
という扱いをされるのが一般的なようです。
以上、今回はアーサー王について紹介させていただきました。
本記事ではアーサー王自身を中心に書いていますが、
物語的な逸話は他にも色々ありますので、
そのあたりもいつか別記事でまとめてみようと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
また他の記事でお会いいたしましょう。
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