さらっと「聖剣エクスカリバー」 ~アーサー王の象徴たる伝説の至宝~

初訪問の方は、はじめまして。

他の記事から見てくださっている方は、こんにちは。

さらっと納得を目指す本サイト「さらとく」。

継続して投稿も叶い、三日坊主も脱却し、

ちょっと様になってきたかなと思える最近です。

というわけで、第4回となる今回は

これまでとは少々趣向を変えた記事にしようと思います。

今回ご紹介するのは「聖剣エクスカリバー」。

つまり、初の人物以外の記事です。

前回の記事で少しだけ触れさせていただきました通り、

聖剣エクスカリバーと言えば、

アーサー王の手にあって、その象徴的な存在でもある名剣です。

当然まつわる逸話も数多く語られていますが、

今回はその中の有名どころを紹介させていただきたいと思います。

ところで、今回の聖剣エクスカリバー。
知名度相応に関連エピソードが色々ありますが、

実は同時に、エピソード毎の食い違いも割と多いです。

どうやら、アーサー王自身と同様に
長年に渡って様々なアレンジが加えられてきた結果みたいです。

色々紛らわしい一方で、人気の裏返しと考えると

何とも言い難いところがある気がしますね。


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名前(通称)は?

良く知られているのは、エクスカリバー

元々は「鋼」を意味する単語だったという説もあるそうです。

「硬くて折れない」みたいなイメージだったのかもしれませんね。

言語や表記ゆれによっていくつもの表現があり

  • カリバーン
  • カリブルヌス
  • コールブランド

等々、様々な呼び方をされているみたいです。

同時に、これらの名前で別の剣として扱われるパターンもあります。

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出典は?

アーサー王物語」などの書物で、アーサー王の愛剣として登場します。

出典によっては、扱いは同じでも銘が変わったりするみたいですね。

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どんな剣?

概要

「アーサー王物語」の中心人物であるアーサー王の手にある名剣です。

剣単体よりも、アーサー王の活躍とセットで語られることの多い代物で

  • 黄金の蛇の装飾がある
  • アーサー王が先王の後継者であることを証明する
  • アーサー王に振るわれることで外敵を打ち払う

といった描写がなされるそうです。

逸話①:石に突き刺さった剣

アーサー王の逸話として、非常に有名な話だと思います。

アーサー王+剣」と聞けば、このシーンをイメージする方も多いのではないでしょうか。

大雑把な経緯としては、以下のような流れです。

「真の王だけが引き抜ける」とされる石に刺さった剣がありました。
  ↓
多くの人々が挑戦するも、誰にも引き抜けず。
  ↓
若いころのアーサー(当時は一般人)がチャレンジ
  ↓
 スポッ

で、この石に刺さっていた剣が聖剣エクスカリバーなのだといいます。

本当に大雑把ですね。

逆に、この時の剣を聖剣エクスカリバーではなく

カリバーン」という別の剣として扱う説もあるそうです。

逸話②:湖の乙女から聖剣を受け取る

こちらも聖剣エクスカリバーを入手するエピソードとしては有名だと思います。

主に「逸話①」で引き抜いた剣がカリバーンとして扱われている場合の展開ですね。

石から引き抜いた後、そのままカリバーンを振るっていたアーサー王ですが、

とある事件で剣が折れてしまい、新しい剣を求めるというストーリーです。

扱いは様々ですが、この時「湖の乙女」と呼ばれる存在から

カリバーンに代わる新たな剣として聖剣エクスカリバーを受け取る流れとなります。

さらっと豆知識

湖の乙女」というのは

アーサー王にまつわる物語に登場する超常的な存在のことです。

簡単に言えば、精霊とか妖精みたいなものでしょうか。

逸話③:魔法の鞘

入手の経緯はどうあれ、アーサー王にとって大切なものとなる聖剣エクスカリバーですが、

出典によっては、その本質が剣自体ではなく鞘の方にある場合もあります。

曰く、聖剣エクスカリバーの鞘は「魔法の鞘」らしく

身に着けている限りにおいて、持ち主は傷を負うことが無い

のだとか。

早い話、無敵になるわけです。

アーサー王の強大さを象徴するかのようなすごい効果ですが、

後にこの鞘を紛失してしまったことで、

アーサー王は無敵の加護を失い、徐々に衰退への道を進み始めることとなります。


以上、今回は聖剣エクスカリバーについて紹介させていただきました。

今回は書いていないのですが、上記のエピソードの中には

アーサー王以外にも関係者がいるものもありますので、

そういった部分は、また別記事でまとめさせていただきたいと思います。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

また他の記事でお会いいたしましょう。

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