![](https://saratoku.net/wp-content/uploads/2020/12/グラストンベリー_1200.png)
初訪問の方は、はじめまして。
他の記事から見てくださっている方は、こんにちは。
さらっと納得を目指す本サイト「さらとく」。
継続して投稿も叶い、三日坊主も脱却し、
ちょっと様になってきたかなと思える最近です。
というわけで、第4回となる今回は
これまでとは少々趣向を変えた記事にしようと思います。
今回ご紹介するのは「聖剣エクスカリバー」。
つまり、初の人物以外の記事です。
![](https://saratoku.net/wp-content/uploads/2020/12/カリバーン_300.png)
前回の記事で少しだけ触れさせていただきました通り、
聖剣エクスカリバーと言えば、
アーサー王の手にあって、その象徴的な存在でもある名剣です。
当然まつわる逸話も数多く語られていますが、
今回はその中の有名どころを紹介させていただきたいと思います。
![](https://saratoku.net/wp-content/uploads/2020/12/さらとっくん_160_160.png)
ところで、今回の聖剣エクスカリバー。
知名度相応に関連エピソードが色々ありますが、
![](https://saratoku.net/wp-content/uploads/2020/12/さらとっくん_160_160.png)
実は同時に、エピソード毎の食い違いも割と多いです。
![](https://saratoku.net/wp-content/uploads/2020/12/さらとっくん_160_160.png)
どうやら、アーサー王自身と同様に
長年に渡って様々なアレンジが加えられてきた結果みたいです。
![](https://saratoku.net/wp-content/uploads/2020/12/さらとっくん_160_160.png)
色々紛らわしい一方で、人気の裏返しと考えると
何とも言い難いところがある気がしますね。
名前(通称)は?
良く知られているのは、エクスカリバー。
元々は「鋼」を意味する単語だったという説もあるそうです。
「硬くて折れない」みたいなイメージだったのかもしれませんね。
言語や表記ゆれによっていくつもの表現があり
- カリバーン
- カリブルヌス
- コールブランド
等々、様々な呼び方をされているみたいです。
同時に、これらの名前で別の剣として扱われるパターンもあります。
出典は?
「アーサー王物語」などの書物で、アーサー王の愛剣として登場します。
出典によっては、扱いは同じでも銘が変わったりするみたいですね。
どんな剣?
概要
「アーサー王物語」の中心人物であるアーサー王の手にある名剣です。
剣単体よりも、アーサー王の活躍とセットで語られることの多い代物で
- 黄金の蛇の装飾がある
- アーサー王が先王の後継者であることを証明する
- アーサー王に振るわれることで外敵を打ち払う
といった描写がなされるそうです。
逸話①:石に突き刺さった剣
アーサー王の逸話として、非常に有名な話だと思います。
「アーサー王+剣」と聞けば、このシーンをイメージする方も多いのではないでしょうか。
大雑把な経緯としては、以下のような流れです。
「真の王だけが引き抜ける」とされる石に刺さった剣がありました。
↓
多くの人々が挑戦するも、誰にも引き抜けず。
↓
若いころのアーサー(当時は一般人)がチャレンジ
↓
スポッ
で、この石に刺さっていた剣が聖剣エクスカリバーなのだといいます。
本当に大雑把ですね。
![](https://saratoku.net/wp-content/uploads/2020/12/さらとっくん_160_160.png)
逆に、この時の剣を聖剣エクスカリバーではなく
「カリバーン」という別の剣として扱う説もあるそうです。
逸話②:湖の乙女から聖剣を受け取る
こちらも聖剣エクスカリバーを入手するエピソードとしては有名だと思います。
主に「逸話①」で引き抜いた剣がカリバーンとして扱われている場合の展開ですね。
石から引き抜いた後、そのままカリバーンを振るっていたアーサー王ですが、
とある事件で剣が折れてしまい、新しい剣を求めるというストーリーです。
扱いは様々ですが、この時「湖の乙女」と呼ばれる存在から
カリバーンに代わる新たな剣として聖剣エクスカリバーを受け取る流れとなります。
「湖の乙女」というのは
アーサー王にまつわる物語に登場する超常的な存在のことです。
簡単に言えば、精霊とか妖精みたいなものでしょうか。
逸話③:魔法の鞘
入手の経緯はどうあれ、アーサー王にとって大切なものとなる聖剣エクスカリバーですが、
出典によっては、その本質が剣自体ではなく鞘の方にある場合もあります。
曰く、聖剣エクスカリバーの鞘は「魔法の鞘」らしく
身に着けている限りにおいて、持ち主は傷を負うことが無い
のだとか。
早い話、無敵になるわけです。
アーサー王の強大さを象徴するかのようなすごい効果ですが、
後にこの鞘を紛失してしまったことで、
アーサー王は無敵の加護を失い、徐々に衰退への道を進み始めることとなります。
以上、今回は聖剣エクスカリバーについて紹介させていただきました。
今回は書いていないのですが、上記のエピソードの中には
アーサー王以外にも関係者がいるものもありますので、
そういった部分は、また別記事でまとめさせていただきたいと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
また他の記事でお会いいたしましょう。
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