さらっと「ガウェイン」 ~日中3倍バフを誇る太陽由来の円卓の騎士~

初訪問の方は、はじめまして。

他の記事から見てくださっている方は、こんにちは。

さらっと納得を目指す本サイト「さらとく」。

今回は第27回目の記事となります。

以前の記事で「円卓の騎士」についての概要を、

前回の記事で円卓筆頭とされる騎士「ランスロット」の紹介を、それぞれ書かせていただきました。

この流れならば、いっそ円卓の騎士の有名人は続けて紹介しても不自然ではない(気がする)

と言うわけで、今回の記事では

円卓の騎士の一員「ガウェイン」について書かせていただきます。


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名前(通称)は?

名前はガウェイン、またはゴーヴァンとも。

通称については、特にこれと言って代名詞レベルのものは無いみたいです。

出典は?

やはり円卓の騎士の一員ということで、基本的にはアーサー王伝説の登場人物です

ガウェインは円卓の騎士の中でもかなり古い時代から名前が登場する人物であるため、

ガウェインの元ネタ」として起源を遡ると、更に古い時代に到達するらしいですね。

このあたりに言及すると、ケルト系とか別の記事になっちゃうので今回はスルーします。

そちらの文化圏でも有名な英雄達がいるので、いずれ記事にまとめたいところです。

どんな人?

概要

円卓の騎士における最古参メンバーの一人です。

アーサー王の甥(姉の子)にして、その片腕と言える立場の人物で、

最も優秀な騎士」と語られることもあるそうです。

ちなみに、ガウェインはアーサー王の親戚であるため、

場合によってはアーサー王の後継者として立つことも可能な立場であったとも言われています。

実は、アーサー王の血縁関係はちょっとややこしい事情がありまして。

その関係もあって、ガウェインもアーサー王と直接の血縁があるわけではないのです。

それでも「アーサー王の姉の子」という明確な親族でもあるため、後継者としての正当性はあるという扱いですね。

逸話①:日中3倍

ガウェインを象徴する性質がこちらになります。

具体的には

「午前中(朝から正午まで)は力が3倍になる」

という性質を持っていたそうです。

この性質は特に武器や魔法に頼ったものではなく、単純にガウェインがデフォで備えた能力みたいですね。

言葉にすればシンプルですがその効果はやはり強力で、

この3倍ガウェインを相手に戦う際には、

円卓筆頭とされるランスロットをもってしても、ひたすら防戦に専念したレベルだったそうです。

さらっと3倍ガウェイン攻略法

様々な事情が重なった結果、ガウェインと決闘する羽目になったランスロットが編み出した攻略法です。
ガウェインの性質は「力が3倍」という無類のバフですが、発動できるのは午前中だけという弱点があります。
その弱点を突いてランスロットが採った対策がこちら。

『午後まで耐える』

色々とツッコミどころはありますが、この対策は無事に功を奏して、決闘に勝利したそうです。

理屈は分かるものの、思いついた方も思いついた方なら、実行した方も実行した方ですよね。

いや、どちらもランスロットですが。

逸話②:ガラティーン

ガウェインは、アーサー王聖剣エクスカリバーの姉妹剣とされる

ガラティーン」なる剣を愛用したと伝えられています。

※イメージです

こちらも性能や外見については不明な点が多いのですが、

ガウェイン自身が太陽に縁がある人物のためか、太陽に関係する剣とされることもあるそうです。

逸話③:ランスロットとどっちが上?

最も優秀な騎士」が二人もいれば、当然出てくる疑問だと思います。

この件に関しては、正直なところ不明です

というのも、元々円卓の騎士に数えられるメンバーは

円卓最強」や「武勇に優れる」みたいな評価こそあれ

明確に当人同士で序列を競う展開があまり語られていません

円卓の騎士同士の戦いは結構あるのですが、それにしたところで

基本的には人間関係などによる内輪の争いで、別に「どちらが強い」みたいな理由ではなかったみたいです。

ちなみに上記の「ガウェイン VS ランスロット」にしたところで、ランスロットの凶行をガウェインが許せなかったというのが事の発端です。

というわけで、明確にどちらが上かと言われると、不明となります。

ただ、当人達ではなく読者的な都合として

人気キャラとしてのランスロットが不動であるため、そのライバルポジションということで

ガウェインの方が残念な扱いを受けることは多いらしいです。


以上、今回は円卓の騎士の一員「ガウェイン」について紹介させていただきました。

この後の記事についても、しばらくは円卓の騎士メンバーについて書かせていただこうと考えています。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

また他の記事でお会いいたしましょう。

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