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初訪問の方は、はじめまして。
他の記事から見てくださっている方は、こんにちは。
さらっと納得を目指す本サイト「さらとく」。
第40回となる今回は、ヨーロッパ北部に伝わる神話『北欧神話』についてご紹介いたします。
今回の記事ではテーマを変えて、
ファンタジー界隈で何かと馴染み深い神話体系である北欧神話を題材に、
「そもそも北欧神話って何?」
という観点でさらっと紹介させていただこうと思います。
![](https://saratoku.net/wp-content/uploads/2022/02/オーディン_300.png)
神話の名前は?
一般的な呼び方としては、北欧神話。
または、スカンディナビア神話とも呼ばれるそうです。
![](https://saratoku.net/wp-content/uploads/2020/12/さらとっくん_160_160.png)
「スカンディナビア」というのはヨーロッパ北部の特定地域を指す言葉です。
![](https://saratoku.net/wp-content/uploads/2020/12/さらとっくん_160_160.png)
具体的に「ここからここまでがスカンディナビア」と決まっているわけではないのですが、
北欧神話が伝わっていた地域が、大体ここに該当するみたいです。
どこの神話?
北欧、つまりヨーロッパ北部の地域に伝わる神話とされています。
具体的には、現在でいうところの
- ノルウェー
- スウェーデン
- デンマーク
- アイスランド
- フェロー諸島
といった地域に伝わっていたものだそうです。
どんな神話?
元々は、ヨーロッパ北部の人々の間で
口伝や詩などの形で伝えられてきた物語だったとされています。
当時の人々の思想により
『巨大な樹で繋がる九つの世界』
という世界観で語られるのが大きな特徴ですね。
「巨大な樹」のことを『世界樹ユグドラシル』といい、
この世界樹で繋がれた『アースガルズ』を始めとする九つの世界には、
それぞれ違った種族や環境が存在するのだとか。
「神話」というだけあって、
神様や怪物、英雄たちが登場するのはお約束なのですが、
加えて「巨人」という種族が登場するのも特徴のひとつかもしれません。
キーワード
世界樹ユグドラシル
北欧神話の世界観において、九つの世界を繋ぐとされる大樹です。
語源については色々なのですが、
一説には主神オーディンの別名である「ユグ(Ygg)」+「ドラシル(Drasill)」で「ユグドラシル(Yggdrasill)」となり、
『ユグ(=オーディン)の馬』
という意味があるとも言われているそうですね。
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ちなみに、ここでは日本語的に「ユグドラシル」としていますが、
場合によっては「ユッグドラシル」や「イグドラシル」等とすることもあるそうです。
九つの世界
北欧神話の世界観において、世界樹ユグドラシルで繋がれる様々な世界のことです。
正確な並びは不明ですが、以下の九つから構成されていると言われています。
- アースガルズ
- ヴァナヘイム
- ミズガルズ
- ムスペルヘイム
- ニブルヘイム
- アルフヘイム
- スヴァルトアルフヘイム
- ニダヴェリール
- ヨトゥンヘイム
これら九つの世界は、
ただ単に「九か所の土地がある」という話ではなく、
それぞれ住まう種族や環境までが異なる
文字通りの「別世界」といった描写がされているようですね。
主神オーディン
北欧神話において最高存在とされる神格です。
一般的な描写として、
- 老人
- 長いひげ
- 鍔広の帽子
- 隻眼
- 槍を持つ
という外見をしているそうです。
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分かりやすく言えば、「魔法使いのおじいさん」という感じの外見ですね。
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実際、主神オーディンは「知識に貪欲な魔術の神」という性格もあるそうなので、
その意味では老魔術師のイメージそのものといっても間違いではないのかもしれません。
以上、今回は北欧神話について紹介させていただきました。
北欧神話に関連するキーワードはまだまだ沢山ありますので、
今後、機会を見て関連記事を増やしていきたいと思っています。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
また他の記事でお会いいたしましょう。
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